運動というとジョギングや水泳、筋トレなどをイメージしますよね。運動はきつい、苦しい、苦手、時間がなくて・・・と、なかなか習慣化が難しいといわれています。本来、「運動」とは毎日の生活そのものです。立つ、座る、歩くなどの日常動作や、家事や仕事に伴う身体活動はすべて運動です。近年は、生活が便利になりすぎて運動量が減少しています。身体活動のアップは運動効果のアップにつながります。
ここでは、日頃からできる簡単運動を紹介していく予定にしています。また、会員向けページでは、目的に合わせた運動レシピを紹介します。
※運動は効果がある反面、身体に負担もかかります。体調が悪い時は無理をせず、病気や痛みのある方は医師などの専門家に相談して下さい。
今より10分多くからだを動かすだけで、健康寿命をのばすことができると言われています。
厚生労働省では、健康づくりのために、
『+10(プラステン:今より10分多くからだを動かすこと)』を勧めています。
目標は、1日合計60分、元気にからだを動かすことです。
65歳以上の方は、1日合計40分が目標です。
(厚生労働省 アクティブガイド)
第10回京のひろばでは、がん予防に役立つ運動として活性酸素を増やさない有酸素運動、ストレッチを体験しました。
のんびり体を伸ばす、気軽にできる運動を組み合わせて、石井美穂健康運動指導士が楽しく紹介してくれました。
とっても簡単、だけどなぜか石井先生と違う体勢になってしまい、自然と笑いが起こります。
笑って、楽しく過ごすことも、免疫力アップによいと言われています!
認知症予防のためにできる運動があります。国立長寿医療研究センターでは、認知症の予防、特に軽度認知症(MCI)の方々の認知機能の維持・向上に役立つ運動を「コグニサイズ」と名付けて紹介しています。コグニサイズの特徴は身体の体操と、頭の体操を組み合わせた運動で、どこでもだれでも簡単にできるように工夫されています。
第8回、第9回京のひろばでは、石井美穂健康運動指導士の楽しい解説とかけ声に合わせて体験しました!
第1回京のひろばでは、フレイル予防をテーマに取り上げました。
フレイル予防には、立つ、座る、歩く、日常動作に必要な筋肉を鍛えることが大切です。
そのための筋肉に負荷や抵抗をかける運動をレジスタンス運動といいます。
40歳代が筋力低下の減少幅が大きいので、早めにトレーニングすることが大事です。
40歳代を過ぎても諦めないで!筋力は鍛えられます!!
今回は、特に年齢とともに筋力低下しやすい部分を鍛えましょう。
鍛えるところを意識しながら、息を止めないように数を数えながら行いましょう。